目次
DMM英会話が提供する英語以外の公式言語
まず、DMM英会話では公式に提供されている英語以外のレッスン言語があります。
- 日本語
- 中国語
- 韓国語
これらの言語を学びたい場合には、「プラスネイティブプラン」への加入が必要になります。
お隣の中国、韓国はビジネスシーンや旅行シーンで利用できるので人気ですよね。
これらの言語では、DMM英会話が提供するレッスン教材を使用することができます。
英語と比較すると教材の数は多くありませんが、今後増えていくことに期待です。
ちなみに、中国語はDMM英会話の会員になると無料で使える英語学習アプリiKnow!にもコースが含まれているので、iKnow!と連携した学習も可能です。
参考:Know!ってどんなアプリ?DMM英会話の会員になると利用料が無料。50時間使った結果をレポート。
DMM英会話で提供されていない言語の学習方法
先生にお願いしてOKをもらおう
DMM英会話では、講師がOKした場合には、英語以外の言語での学習も実施することができます。
このことは、公式サイトのQ&Aに記載されています。
その他の言語については教材の提供は行っておりませんが、レッスン中に講師が快諾した場合は、講師の母国語などの言語で会話をすることは可能です。
レッスン開始時に講師にご希望をお伝えください。
ただし、その他の言語で行われたレッスンは、サポートや補償の対象外となります。
また、講師によってはご予約時に選択された言語(英語・韓国語・中国語)以外の使用を
お断りする場合もありますので、あらかじめご了承ください。
引用:DMM英会話
自分が学習したい言語を話すことができる講師を見つけて、お願いする必要があります。
注意点は、あくまでも講師次第だということ。
レッスン内容を考えよう
レッスンで使用する教材やどのようなレッスンを行うかは、自分で考える必要があります。
DMM英会話からは提供されませんし、当然先生が用意する義務もありませんよね。
教材は次の方法で共有することができます。
PDFファイルを先生と共有する
教材のPDFファイルを持っている場合には、チャット機能を使って先生に共有が可能です。
アップロードできるファイルのサイズは15MBまで。
なお、チャット機能ではPDF以外にもJPEG、PNG、GIFもアップすることができます。
サイトURLを先生と共有する
おすすめはこちらの方法です。
語学学習サイトのURLをチャットで先生に共有するか、レッスン前の先生へのメッセージに貼り付けておくといいでしょう。
英語以外の言語を学習する上で注意すること
言語によっては先生の数が少ない。
例えば、イタリア語を勉強したかったとしましょう。
2022年8月現在、DMM英会話の講師検索(「予約できる講師」ではなく「すべての講師」で検索)すると、イタリア人の先生は1人しかヒットしません。
その唯一の先生も、毎日レッスンを受けているとは限らないので、受けたいときにレッスンを受けることは難しいでしょう。
第二外国語として人気のフランス語やスペイン語についても、フランス人は登録されておらず、スペイン人は1人しかいません。
そのため、これらの言語を学びたい場合、フランス語を公用語とするアフリカの国、スペイン語を公用語とする南アメリカの国の先生を探すことになります。
このように、自分が勉強したい言語によっては、対応する先生がそもそもいない、少ない場合があることを知りましょう。
当日予約を取れない場合、レッスンを受けるまで次の予約が取れない。
やっとの思いで、学びたい言語を公用語としている国の先生を見つけたとします。
その先生が、頻繁にレッスンを受けていればいいのですが、先生によっては週に1-2日しかレッスンをしていない、ということもあります。
その場合、先生の都合に合わせることになりますので、今日や明日レッスンしたい!というニーズは満たせないかもしれません。
DMM英会話は、1日1回レッスンの場合、予約を消化したあとでないと次の予約を取ることができないルールになっています。
例えば、3日後に予約を入れた場合、翌日と2日後はレッスンすることができません。
このルール、あまり優しくないですよね……。
せっかく先生に頼んで英語以外の言語を学べることになったのに、「月に2回、予約を取るとそのレッスンを終えるまで英語のレッスンを受けることができない」なんてことが発生します。
実例紹介!実際に先生に聞いてみた。
チュニジア出身の先生
チュニジアは北アフリカに位置する国です。
チュニジアの公用語は、「アラビア語」ですが、チュニジアでは「フランス語」も話されているそうです。
(英語は幼少期から学習するため話せるとのこと。)
DMM英会話では、「アラビア語」の勉強をしたいと言う学生も稀にはいるが、「フランス語」を依頼されることが多いとのことでした。
聞いたところ、フランス語を依頼している生徒は一定数いるとのことでした。
アンゴラ出身の先生
アンゴラは中央アフリカの国です。
アンゴラの公用語は「ポルトガル語」ですが、お話を聞いた講師は「フランス語」、「スペイン語」も話せるとのことで、DMM英会話の生徒には、フランス語やスペイン語を教えることもあるとのことでした。
すごい!
講師の生い立ちによっては、出身国の母国語以外の言語を話せる人もいるので、一概にどの国出身だからどの言語と言い切るのは難しそうです。
講師の方に「どの言語を話しますか?」と確認することが必要です。
先生から聞いた話。
- DMMで英語以外の言語を教えてほしいという生徒はたくさんいる
- 英語以外の言語は教材がないからレッスンするのが難しい
- 英語は(生徒のために)早口で話巣ように努めているが、他の言語は初めのうちはなれなかった
レッスン教材はちゃんと自分で用意するようにしましょう。
英語以外のレッスンを受けている人は結構いる雰囲気ですね。
まとめ
DMM英会話では、英語以外の言語でレッスンすることも可能。
ただし、レッスンを受けるには
- 先生のOKが必要(OKしてくれる先生を探す必要がある)
- OKしてくれた先生の予約枠でレッスンをすることになるので自分の都合でレッスンを受講できない
- レッスン教材、レッスンの内容は自分で考える必要がある
と言った制約が発生します。
自分でレッスンを組み立てる必要があるので、本気で英語以外の言語を学びたい場合は、専用のオンラインスクールを探した方がいいかな、と思います。
隙間時間で趣味程度に勉強したい、ということであれば、対応してくれる先生をお気に入りとして登録しておき、レッスン予約時にその先生が空いていれば予約してお願いする、くらいのやり方がちょうど良いと思います。